多汗症の対策・治療方法

多汗症の対策・治療方法

原発性局所多汗症には様々な治療法がありますが、汗の程度や悩みは人それぞれです。
手や足、ワキ、頭、顔など、発汗が多い部位により対処・治療法も異なってきます。
ここでは自分できる多汗症の対処法と病院でできる治療法を紹介します。

自分でできる多汗症の対策

タオルやハンカチ

しっかりと汗を拭きとってくれる吸汗性に優れた生地のものを選びましょう。吸汗性が良い生地は綿の他、オーガニックコットン等は吸汗性にも速乾性にも優れています。

市販の制汗アイテム

今や様々な制汗アイテムが身近な薬局や量販店でも購入できます。ふきとりシートやスプレーの他、ワキや足に直接塗るロールオン、クリーム、ローション等、様々なタイプの制汗アイテムがあります。汗を抑えるもの、汗とに気になるおいも抑えてくれるもの等、においのみ抑えるもの等、購入時にはそのアイテムの機能をチェックしましょう。

吸汗性に優れ汗ジミをつくらない下着や衣類

汗取りパットがあらかじめ装着された下着や汗もニオイも対策できる下着等、今やたくさんの汗をかく人向けに様々なスタイル下着があります。
ただ、色々ありすぎて選べない、吸汗性・速乾性の両方を重視したいという方はスポーツ用の下着もおすすめです。スポーツ用のショーツやタンクトップはたくさん汗をかくことを想定して作られているものがたくさんあります。「ワキ以外にも胸や背中の汗も気になる」「太ももやお尻の汗対策もしたい」というような方、また見た目のデザインにもこだわりたいという方も、ぜひスポーツ用の下着もチェックしてみて下さい。

汗とりパッド

汗とりパッドは衣類の汗ジミ・気になるにおい移りを防いでくれます。よくあるのはわき汗対策の汗とりパッドで様々なタイプのものがあります。よくあるのは下着や衣類に直接付けるもの。他にはわきにパッドをバンド等で固定して装着するもの、シールタイプのもの等があります。

洗顔やシャンプー、シャワー

たくさんの汗をかいた時はあせも等の皮膚トラブルになってしまう前に、シャワー等で汗やベタつきを洗い流して清潔にしておくことも大事です。また頭皮は汗腺が多く、頭にかいた汗は髪の毛で蒸れてにおいやすい所です。頭・髪の毛のベタつきやにおいが気なる方は、頭皮臭を抑えてくれるシャンプー選びをするといいでしょう。

病院でできる多汗症の治療

塗り薬

手や足、ワキ等の局所性多汗症の場合、病院でまず進められる治療法として多いのが塩化アルミニウムの塗布等があります。

飲み薬

飲み薬には汗腺からの発汗を抑える抗コリン剤(プロバンサイン)があり、手、足、わき、顔等の多汗対策ができます。ただし効果にはばらつきがあり、口が乾く、動悸がするという副作用もあります。プロバンサインの他には、多汗の人に有効とされる漢方薬(ボウイオウギトウ)があります。気になる方は薬局やドラッグストアで相談されてみるのも良いと思います。

注射(ボツリヌス療法【ボトックス注射】)

ボトックス注射は交感神経から出る発汗信号をブロックし、ワキや手、足の裏の発汗を抑える効果があります。ただし、効果には個人差があり、持続期間は数か月で完治を目指す治療法ではありません。

手術(神経遮断手術)

手の多汗症に手術が有効です。ただし手術は全身麻酔、術後はわきや胸、太もも、背中などからの汗が増える代償性発汗というリスクもあります。「代償性発汗がひどいので手術前の状態にもどりたい」と思っても、残念ながら現状は元にもどれる方法はありません。手術を行う選択は慎重にされて下さい。

 

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